社団法人家相建築設計推進協会

【実践できる家相建築の知恵―41】
玄関はいつも清潔にして、鬼門や家族の十二支方位を 避ける。正中線・四隅線にも注意したい。

玄関の場所がすっきり決まると、家全体のプランニングもうまくいきます。玄関は大切なポイントです。家相上でも、玄関は家や家族の運勢を決める大切なポイントとして考えられ、具体的には、常に清潔できれいな状態に保つことです。そのため、私のプランニングでは、可能な限り下駄箱などの靴の収納スペースを多くとります。「玄関はいつもきれいに、清潔にしてください」とアドバイスしても、靴の収納量が少なければ、玄関の土問に靴があふれ、清潔に保てません。きれいに維持するためには、掃除も大切ですが、収納量がなければ無理です。玄関のスペースに余裕があれば、シューズクローゼットも積極的に取り人れています。とにかく、玄関はきれいに使ってほしいです。また、玄関の清潔感を演出するため、トップライトや窓を活用して、採光にも注意しています。色についても、できるだけさわやかな色を使い、明るい玄関を意識してプランニングしています。家相上の方位でいうと、玄関は、家の中心から見て東方位、東南方位、南方位、北西方位が吉相といわれています。特に、東南は「巽(たつみ)の玄関」といって昔から人気があります。家相上、凶相の玄関は、北東の表鬼門、南西の裏鬼門と家族の十二支方位にある玄関。また、玄関扉が正中線や四隅線上にないこと。たとえば、親子扉の場合、いつも開閉しない子扉部分に、正中線や四隅線がかかっても問題ありませんが、親扉の部分に線がかかると、凶相になります。昔の家相では、鬼門や家族の十二支方位の玄関のほかにも、北方位や酉方位の玄関も凶相とされていました。家相建築の考え方では、北方位や西方位の玄関でも、次の点に注意をすれば、無難と考えます。

img_0016_l北方位の玄関は、玄関扉に北の正中線をかけないこと。親子扉の場合には、親扉の部分を避ける。玄関部分をへこませてしまうデザインは採用せず、できれば、吉相の「張り」をつける。また、玄関が暗くならないように、トップライトを設置することや、吹き抜けを用いることもあります。窓だけでなく、照明も明るめに設定します。西方位の玄関も、玄関扉に西の正中線をかけないことです。北方位の玄関と同様に、欠けをつくらず、張りを設けることが有効です。また備長炭や観葉植物を置きましょう。西日は空気をよどませてしまいますが、観葉植物や備長炭は、玄関の空気を清浄にしてくれます。 地方では、勝手口を「内玄関」として使用することが多く、表玄関よりも内玄関の使用頻度が多いケ ースもあります。こんなときには、玄関と勝手口の両方を、家相上無難な方位に持ってきて下さい。いくら立派な玄関でも、方位が悪く、いつもきれいに維持されていなければ意味がありません。明るく清潔な玄関にして、気持ちよく使ってほしいと思います。

家相建築設計事務 佐藤秀海

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