社団法人家相建築設計推進協会

【実践できる家相建築の知恵―46】
マンション選びのコツは、とにかくあきらめずにいい物件 を探し続けること。マンションでも毎難な物件はある。

マンションには間取りの制約があって、無難な家相の物件を探すのは大変です。私は、マンション選びの相談も受けますが、相談者も私も、マンション選びにはとにかく根気がいります。悪いものはあっさりあきらめて、できるだけ無難な物件を探し続けることが、一番のポイントです。これは断言できますが、家相のよいマンションも必ずあります。マンションのすべての専有部分が無難なマ ンションはないにしても、全体の一部のタイプが無難な間取りになっているものはあるはずです。今までの経験でも、根気よく探し続けた相談者は、必ずといってよいほど、このような無難な物件を手に入れています。これからマンションを探される方も、あきらめずに探し続けてほしいと思います。

マンションの販売企画会社には、何度か提案したことですが、すべての部屋タイプを家相上、無難にすることは無理でも、全体の一部を無難な家相の部屋タイプにすることは可能ではないか。「家相のいいこの部屋に住めば、あなたも金運が上がる」「吉相の部屋に住むと、すてきな人に巡り会える」などと、風水のような使われ方をしては困りますが、健康にポイ ントを絞った家相建築では、応用がきくので、マン ションにも十分対応できます。マンション選びについては、『よい家相のマンシ ョン』鶴野晴山著(主婦と生活社)を参考にして下さい。私もいろいろとお手伝いをして取材をし、原稿執筆も担当しました。家相の知恵をフィルターにして、マンション選びの方法を具体的に説明しています。『よい家相のマンション』でも触れていますが、これからのマンションは、SIタイプのものに期待をしています。「スケルトン・インフィル(SI)」方式といい、スケルトンとは建物の躯体や共同の設備を指し、インフィルは個人それぞれの部屋の内装や専用設備部分を指しています。要するに、共同の部分と個人の部分を明確に区分してあるので、メンテナンスの効率がよく、大規模修繕や建て替えなども必要なく、本来の意味で永住型のマンションといえます。

マンションでも、家相上、注意することは通風と採光です。特に、トイレやキッチン、浴室には窓が欲しいです。一戸建て住宅よりも気密性が高く、窓の少ないマンションではどうしても通風が悪くなります。方位も大切ですが、水まわりに窓のあるタイプは、それだけでも貴重です。もちろん鬼門や十二支方位に火気などがないことが基本ですが、それと同じくらい、通風と採光が大切です。また、マンションでは、マンション全体の中心からエントランスの方位を判断し、さらに、それぞれの専有部分(部屋)の間取りで家相を判断します。部屋の間取りが優先ですが、マンション全体の形が極端に変形しているものや、全体のエントランスが鬼門方位にあるものは、避けたほうが無難です。また、部屋の中心にトイレなどの不浄物があるマンションは、絶対に住んではいけません。

家相建築設計事務 佐藤秀海

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