社団法人家相建築設計推進協会

【実践できる家相建築の知恵―その1】
家相建築のポイント! 今までの家相と最新の家相の違いについて

家相の智慧と建築の知識を活かして、住み心地のよい家を作りたい。それが家相建築の考え方です

私がすすめる家相建築とは、言葉のとおり、家相の智慧と建築の知識を併せたものです。家相の智慧だけでも建築の知識だけでも足りません。家相を見る人と言えば、一般に占い師か家相見などと呼ばれていますが、それでも、家相のみ専門に見ている人は少なく、ほとんどの人たちが運命鑑定の一部として、姓名判断などと一緒に見ています。

また、建築関係者の中には、家相に興味をもって積極的に取り入れようとする人が少なく、たいていの場合は家相にアレルギーを持っています。「家相を取り入れると家が建たない。」と消極的です。

しかし、家相を正しく活用しようとすれば、建築の知識が必ず必要になってきます。家相を取り入れて住み心地のよい家を建てることが目的だからです。そして、そんな家を建築するためには、家相の基本的な知恵が欠かせません。家相の智慧と建築の知識を大切にしたものが、家相建築なのです。

住宅は建築基準法という法律をもとに設計され、建築されるので、生活に支障のない建物にするため、法律で基準が定められています。しかし、この建築基準法は最低基準を定めた法律なので、「これだけ守っていれば安心」と考えられません。住環境に密接につながる採光や通風など、基準法的には問題がなくても、日当たりや風通しが十分とは言えないのです。

私が家相を活用して住宅の設計に取り入れているのは、快適な家を作るためです。そのために、家相を建築基準法と同じ法律と考えています。同じ法律でも、家相は人間と自然との約束事なので、なおさら大切だと思います。家相の智慧を大切にすればするほど、採光や通風に恵まれた、快適な家になると思ってほしいですね。

家相建築は今までの家相に比べて、家相を信じていない人にも受け入れやすくなっています。それは、プランの変更をアドバイスするときに、使い勝手もよくした提案ができるからで、すべて家相が悪いからと強引に間取りを修正する必要はありません。

また、家相というとも玄関やトイレ、ガスレンジなどの配置を考えて、間取りを動かすだけでと思われていますが、そうではありません。特に、家相建築では、その点が数段すぐれているのです。

たとえば、平面図だけで間取りの吉凶を正確に判断することはできません。敷地と道路の高低や隣地の建物との関係、周辺の街並みや気候風土など、知りたい情報は山ほどあります。そのほかにも、今の家族構成と将来の変化を考え併せて、初めて大切な「家」の骨格を決めることができます。家相は、間取りをパズルのように動かすことではありません。いろいろな情報をフル活用して、健康で不安のない生活を手に入れるためにあるのです。

まだまだ、建築業界には家相に対するアレルギーがありますが、うれしいことに、家相を積極的に取り入れようとする建築会社も出てきました。施主と建築会社が協力することで、家相建築を取り入れた住み心地のよい家が手に入ります。こんなケースを一つでも増やしていくことが、私の願いです。

家相建築設計事務所 佐藤秀海

 

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