社団法人家相建築設計推進協会

エンドユーザーの方へ

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住まう家族一人一人が、健康的で快適な毎日が過ごせる明るいマイホームとなるよう、現代家相を取り入れた家づくりが重要

家相には鬼門などの誰にでも共通で当てはまる基本的な要素と、住む方の立場や十二支によって吉凶が異なる人的要素とがあります。鬼門や玄関の方位だけ見ればよいとする古い家相の考え方では、家族が健康的で快適な毎日を送れるとは限りません。また、キッチンや風呂、トイレなどの水回りをはじめ住宅設備すべてが進化しており、現代の住宅に即した家相設計が求められます。

工務店や設計士任せではなく、ユーザー自ら家相の知識を学ぶ事も大切です。

多少家相を知っているという工務店や設計士に見てもらったという家が、家相上致命的な間取りになっていたり、そもそも北方位(磁北)がずれているなどといった例がよく見られます。家相に関してしっかりとした知識や経験があり、信用できる工務店であるのかを見極めることが大切です。ご自身で情報を集め、納得できる家相を取り入れましょう。

家相は決して窮屈でもなく、比較的自由な考え方・プランニングが可能です。

家相というと、「プランニングに制約がある」「斬新な間取りができない」というイメージをされる方が多いかと思います。確かに、鬼門の玄関やトイレ、中央階段など誰にとっても致命的にタブーな要素はあります。しかし、実際にプランニングをしてみると、日照を効率的に取り込んだり、使い勝手が良かったりと、合理的であることに気が付きます。そして、扉の位置や動線を変えたりと、ほんのちょっとの工夫で、凶相の家相を無難な家相にしたり、無難な家相を吉相にして家全体の家相力を上げたりすることができます。つまり家相とは、ひとつだめだから、すべてが悪くなるというものではく、良いもの・悪いもの・無難なものを合計してトータルで考える家相学という学問です。「敷地が狭い」「金銭的に余裕がない」「業者に理解してもらえない」などと端からあきらめずに、「致命的な家相を避け、たとえ一つでもよい家相を取り入れる」努力をしてみましょう。

工務店・設計士に「幸せに暮らせる家を建てたい」とはっきり言いましょう。

建てた後に住まう人々の幸せまで気にしてくれる工務店や設計士は残念ながら少ないのが現実です。当然ながら建築業者は、「建物としての家」をきれいに、美しく、瑕疵がなく建てる事が仕事であり、住んだ後のことまで深くは考えてくれません。どんなにデザイン的に恰好が良くても、立派で人から褒められても、住む人が幸せを感じられなければ「良い家」ではありません。人間は大自然の中の一部として生きており、自然界の法則に従って日々暮らしています。体調や精神の浮き沈みも、自然界のエネルギーの影響を受けています。この自然界のエネルギーを上手に取り入れ、調和をとりながら暮らせる家が家相の良い家です。家相の悪い家に住めば性格や体調も変わり、結果、家族がばらばらになる、仕事もうまくいかなくなる、などという悪循環にもつながります。
幸せになるための努力・・・。家相の良い家に住むのもその努力のうちの一つではないでしょうか。

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