社団法人家相建築設計推進協会

【実践できる家相建築の知恵―39】
店舗や事務所との併用住宅も完全分離型が無難。会社と家庭の「気」はそれぞれ違うから 。

白宅と店舗や事務所を併用して建築することも多いと思います。その場合にも、家相上のポイントがあります。 まず、一番無難なのは、自宅部分と店舗や事務所部分を完全に分離すること。世帯住宅と同様に、「完全分離型」が、家相上優れています。完全分離型にしないと、自宅と店舗など、すべてを併せて家相判断しなければならず、家相の見方も複雑になってしまいます。建物が一つでも、それぞれの玄関から出入りをし、壁で仕切り、建物の中で行き来をしなければ、完全分離型と判断します。完全分離型にしないと、仕事とプライベートの区別がつきにくく、仕事の疲れが残りやすいのです。自宅に帰っても、落ち着いてくつろぐことができず、頭を切りかえてゆっくりすることもできないでしょう。

家相上でも、完全分離型をよしとするのは、「玄関や人り口の数が多い」とか、「トイレなどの不浄物が増える」といった理由だけでなく、本来、この点を考えて無難としています。仕事で使う「気」と家庭で使う「気」は違います。その二つを混ぜてしまうと、どちらにもいいことはありません。実際に、完全分離型でない店舗と自宅の併用住宅では、家族に影響が出てしまうことが多いのです。頻繁に出入りを繰り返していると、子供が夜中に熱を出したりします。特に子供が小さいときに多く、小学校低学年ぐらいまでは要注意。自宅に、会社や店舗の「気」が入り込んでしまうからです。私の家庭でも、子供が小さいときには、夜中に発熱してあわてた経験がありました。私は、地方への出張が多く、いろんな土地や家を訪ねることが多く、その中には、因縁めいた場所もあります。そんな場所に出張し、帰宅すると、夜中に子供が熱を出してしまいます。因縁を知らずに持ち込んでしまうのでしょう。その影響は、大人よりも小さな子供のほうに出ます。店舗や事務所を併用して建築する場合は、自宅とは別に建築することが理想的です。同じ敷地に、別々の建物を建てて、アプローチも別にする。本来、これが一番優れています。

次には、同じ建物内でも、完全に区切れるようにする。内部で行き来をしない「完全分離型」にすることです。仕事とプライベートの区別がしっかりでき、家族にも余引な心配をかけなくて済みます。事業を始めたばかりでは、自宅の一部が仕事場というケースも少なくありません。最初のうちはここからスタートしても、なるべく早くーつの建物でも完全分離型にして、仕事場と自宅のスペースを完全に仕切ることです。仕事がさらに順調ならば、次は建物を別々にすることを日指してほしいです。 事業をステップアップするためには、自宅と店舗や会社の関係も、ステップアップすることが必要です。 そして、何より大切な健康を維持するためにも、この分離型はぜひ実行してほしいです。

家相建築設計事務 佐藤秀海

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